大沼国定公園は、活火山駒ヶ岳と、その麓にある３つの湖を抱いています。北海道南西部渡島半島の中央部に位置し、函館から特急北斗で20分。日帰りで観光することができる公園です。

大沼国定公園の一番の見どころは、豊かな自然の美しさです。美しいシルエットの秀峰・駒ヶ岳。その噴火によってせき止められた、鏡のような湖面の大小の湖。山麓の森や、湖畔の木々や花々。それらの美しさは、新日本三景に選ばれているほどです。

大沼、小沼湖周辺には、気軽に自然を楽しめる４つの散策路がつくられています。

「島巡りの路」は、所要時間５０分。橋を渡って、大沼の湖上に浮かぶ小島巡りを楽しめるコースです。「夕日の小沼道」は、所要時間２５分。比較的人の少ない小沼湖畔を、静かに散策するコースです。美しい夕日を見ることもできます。

「森の小径」は、所要時間２０分。鬱蒼とした森の中を散策するコースです。

一番短い「大島の路」は所要時間１５分。明るく開けた道を、気軽に散策することができます。

他にも、湖上からの景色を楽しむ遊覧船や、いろいろな角度からの景色を楽しめるレンタサイクルも用意されています。また、ＪＲ大沼公園駅横の大沼国際交流プラザには、湖畔散策マップが置いてあります。誰でも無料で利用することができます。