丸山動物園

北海道テーマパーク  |

丸山動物園は北海道の札幌市、桜の名所でもある円山公園の園内に位置しています。上野動物園の移動動物園として札幌市が招いたのが始まりで、戦後の混乱期にありながら大成功を収めました。札幌市民の希望により丸山動物園として開園したのは1951年のことです。日本では10番目に古い動物園で、飼育している動物も186種類、819点になります。近年では旭川の旭山動物園に入場者数で大きく水を開けられていましたが、インフラの整備とともに入場者数は年々増加傾向にあります。
丸山動物園はノアの方舟を目指すことをモットーとしております。これは地球温暖化や森林伐採により多くの動植物が絶滅の危機にある現代において、希少な動植物の繁殖に積極的に取り組むことで次世代の地球に残すための繁殖技術の向上を目指しています。
国内の動物園では唯一ホッキョクグマの繁殖に成功しており、2003年にメスの「ツヨシ」が誕生したのを始め、2012年には双子の「マルル」と「ポロロ」に至るまで7頭のコグマが誕生しています。
さらには2013年11月、こちらは2007年に日本に密輸入されそうになっていたところを保護されたメスのスローロリス、「エリス」の赤ちゃんの公開も始まり、新しい目玉となりそうです。


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