ノシャップ岬

北海道自然  |

ノシャップ岬は、北海道稚内市にあり、最北端の宗谷岬と対峙する岬です。アイヌ語の「ノッツ・シャム」、岬が顎のように突き出た場所、波が砕ける場所、が語源とされています。

稚内駅から北に5キロと街からは比較的近い場所にあり、年間約14万人が訪れます。天気の良い日は、利尻富士や礼文島が一望でき、美しい夕日を見ることができることでも知られています。

夕暮れ時には、水平線に落ちる夕日が、利尻山を影絵のように黒く浮かび上がらせ、海面をオレンジ色に染めます。その見事な風景は、ノシャップ岬が夕日の美しい景勝地といわれる所以でもあります。恵山泊漁公園にあるイルカのモニュメントは、写真撮影の定番スポットです。

岬の付近には稚内灯台があり、宗谷海峡の線路を守る重要な役割を担っています。高さが43メートルの日本では二番目に高い灯台で、日本の灯台50選にも選ばれています。その他、天体観測室やプラネタリュウム、映画「南極物語」で知られる樺太犬「タロとジロ」の資料の他、南極観測隊の資料を数多く展示する青少年科学館や、水量90トンの大回遊槽があるノシャップ水族館があります。水族館では、イトウをはじめとするチョウザメ、サケなどの北方系の魚を観察することができます。


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